コーヒー焙煎士の美味しい手帖
今日は珈琲の「備長炭焙煎物語」
共和コーヒー店の炭焼珈琲は、1986年に創業者 村田猛が遠赤外線でコーヒーを焙煎すると、 より味わい深いコーヒーができるのではないかとの考えから、 焙煎機に遠赤外線を出す器具を取り付け試作を始めました。 | |
試行錯誤を重ねたうえで納得いく味わいのコーヒーを作るべく 再度焙煎機を改造して炭を入れる炉を作り炭火焙煎の試作が始まりました。 しかし、炭の種類や品質により焼き上がるコーヒーの味わいが異なり均一した炭焼珈琲ができませんでした。 | |
炭の選定を始め、火力に安定感があり火持ちが良い備長炭に決めました。 様々な産地の炭で試作を繰り返し、和歌山県産「紀州備長炭」にたどり着きました。 火力と炭の品質安定性を求め、備長炭の生産者の方も指定しています。 1988年より納得いく珈琲に仕上がったことから本格的に 「国産備長炭の炭焼珈琲」として販売を開始いたしました。 | |
JCQA認定コーヒー鑑定士取得 |
2003年にドイツ製PROBAT(プロバット)社の焙煎機を炭火焙煎用に独自改造をしてより味わい深い炭焼珈琲を作り上げました。 現在、焙煎士も3代目にかわり今まで継承してきた味や手作り製法を 大切に守りつつ新しい味作りに挑戦をして 皆様に笑顔の一杯につながるコーヒーをお届けして参ります。 |